栗山監督「自信持てる施設に」 日ハム新球場が起工

2020年04月15日 15時00分

 ファイターズスポーツ&エンターテイメント(本社・札幌)は13日、北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」[MAP↗]の起工式を建設地の北広島市共栄で開いた。北海道日本ハムファイターズの栗山英樹監督ら60人が出席。無事故・無災害で2023年3月の開業を迎えられるよう安全を願った。

上野市長(左)や川村社長(右)、栗山監督(右から2人目)らが
安全を願ってクワを入れた(代表撮影)

 球場の規模はS一部RC造、地下2地上6階、延べ約12万m²。収容人数は約3万5000人。設計・監理を大林組と米国で実績のあるHKS、施工を大林組・岩田地崎建設共同体が担う。

 起工式では、ファイターズスポーツ&エンターテイメントの川村浩二社長や栗山監督、北広島市の上野正三市長ら8人がクワ、大林組の蓮輪賢治社長ら3人がスキを入れた。その後、関係者10人が玉串をささげた。

 上野市長は「18年の決定後さまざまな協議を重ねてきた。起工式を迎え大変うれしく思う。市民、道民の夢と希望をかなえ、まちの発展に大きく貢献する。ボールパーク構想の実現に向け取り組みたい」と話した。

 川村社長は新たな観戦スタイルの提供に加え「球場周辺もさまざまなパートナーと魅力あるまちづくりをしたい」と述べ、栗山監督は「大勢の方が北海道を誇れ、北海道の人間として自信を持てる施設になる」と新球場への期待を語った。

(北海道建設新聞2020年4月14日付1面より)


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