白鳥建設工業(本社・留萌)の交通安全キャラクター「ダイバーくん」が、本社前の国道232号を利用するドライバーらに新型コロナウイルス対策を訴えている。交通事故防止を求めながらマスクを着用し密閉、密接、密集の3密防止を呼び掛けている。
同社は8日に留萌市内で初の感染者が確認されたことを受け、9日に堀松誠社長を本部長とする対策本部を設置。10日には体調不良時の対応や、講習会などへの参加中止、現場事務所の換気、健康管理の徹底などを社員に周知した。
また、マスクのほか、首下げタイプの空間除菌剤を配布し、社員の感染予防を強化している。
「ダイバーくん」がコロナ対策を喚起するアイデアを出した斎藤秀樹常務は「大変な時期だが地域のみんなと協力して乗り越えていきたい」と話している。
(北海道建設新聞2020年4月21日付10面より)