開発局が堤防除草にICT導入/石狩川下流で今夏試験

2020年04月27日 07時00分

 北海道開発局は、堤防除草にICTを導入し、自動化・効率化を図る「SMART―Grass」の試験に今夏から取り組む。岩見沢市の石狩川下流丘陵堤で遠隔操作のトラクターによる除草自動化試験を実施し、将来的な実装に向けた課題を洗い出す考えだ。

トラクターの遠隔操作など除草自動化に取り組む(開発局提供)

 道内の直轄河川13水系延長1850㌔に対し、堤防法面の植生保護面積は1万ha超と維持管理コストが課題だ。除草作業にICTを導入し、遠隔操作や運転自動化を推し進めることで、労力や費用の縮減、担い手不足の解決を図る。

 2020年度は石狩川下流たっぷ大橋下流左岸の約2㌔を実験フィールドとして、勾配の緩やかな丘陵堤でのトラクターや大型除草機械を用いた自動化実験を行う。急勾配・狭あい箇所への小型除草機導入も試行する。

 アドバイザーとして北大大学院農学研究院の野口伸教授を迎えたワーキンググループを立ち上げ、夏の現地試験に臨む考え。将来的な維持工事への実装は未定だが作業基準の基準類との整合性や自動化に伴う堤防の3Dデータなど、必要となる作業を見極めていく。

(北海道建設新聞2020年4月23日付1面より)


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