再開発事業初の完成建築物
アルファコート帯広西3・9地区開発(札幌市中央区南1条西7丁目1の3、川村裕二社長)発注の帯広経済センタービルがこのほど竣工した。2016年に計画を発表して以降、初の完成建築物。オープニングセレモニーはテナント移転後の6月を予定しているが、新型コロナウイルスの影響を考慮し開催を検討している。
1998年に閉店した旧イトーヨーカドー帯広店跡地などの帯広市西3条南9丁目周辺[会員専用MAP↗]の約2haに、148戸の分譲マンションや事務所棟を整備する。総事業費は約104億円。
事務所棟となる帯広経済センタービルはS造(陸屋根)、7階、延べ約9500m²で、帯広商工会議所や北海道銀行帯広支店などが入居。駐車場棟はS造、3階、延べ約4200m²で、200台を収容可能だ。ともに4月27日に完成した。
7月に旧経済センタービルを解体。跡地に事業費約5億円を投入して店舗棟を新築する。また、本社移転を予定する宮坂建設工業の跡地には約7億円をかけて自走式駐車場新築を計画し、いずれも年度内の一般競争公告、21年春の着工を見込んでいる。
工事メモ
▽設計=山下設計・岡田設計・創造設計舎JV、施工=宮坂建設工業・市川組・ネクサスJV
(北海道建設新聞2020年5月14日付11面より)
会員向けサービスのご案内
有料の会員向けサービス「e-kensinプラス」の「e-kensinマップ」では、建設地周辺の地番図や地価、用途地域などがワンストップでご覧いただけます。入会についてはこちらのページをご覧下さい。