釧根電気工事業協同組合が設立70周年記念で寄付
釧路市の象徴的スポットの一つである、ぬさまい公園花時計が約5年の月日を経て、再び町を照らし出している。
JR釧路駅前の北大通から幣舞橋を抜け、ロータリーから見渡せる花時計は、1980年に設置された。直径約10mで、鶴をモチーフにしたデザイン。毎年1300株の花で彩られる。
花時計上方にある「KUSHIRO」をかたどった文字イルミネーションは、これまで文字板に電球がはめ込まれている仕様だったが、電球のメーカー在庫が尽き、5年ほど点灯できない状態だった。
ことし4月に釧根電気工事業協同組合が設立70周年記念事業の一環としてLEDチップを使用した文字イルミネーションを寄付。福井克美理事長は「釧路に明るいニュースを届けられてよかった」と話す。
イルミネーションは通年で点灯する予定だ。(釧路)
(北海道建設新聞2020年6月1日付9面より)