新得町が道の駅新設を構想 国道38号南側など候補

2020年06月04日 10時00分

 新得町は、道の駅新設に向けた基本構想の策定を始める。建設候補地は、市街地の国道38号南側と、道東道広内トンネル南側に設置を要望するスマートIC(インターチェンジ)付近の2カ所。年度内に基本構想を固め、建設候補地もこの中で絞り込む。着工は最短で2024年度を想定している。

 策定費332万2000円は、20年度一般会計補正予算案として8日開会予定の定例町議会に提出する。

 道の駅は、加工施設や直売所を設けて6次産業化などを図る「地域センター型」と、地域外からのアクセスを視野に入れた「ゲートウェイ型」の両案を検討する。

 建設候補地とした市街地の国道38号南側は、1日当たりの交通量が平均3944台と町内で最も多く、JR新得駅前周辺整備との連動による相乗効果も期待される。

 一方、広内トンネル[MAP↗]南側エリアは、道東道の4車線化を受け、町や東日本高速道路道支社など4者がETC専用のスマートIC設置に向けた検討を進めている。

 20年度に基本構想策定、21年度に基本計画、22年度に基本設計、23年度の実施設計、24年度着工というスケジュールを描いている。

(北海道建設新聞2020年6月3日付1面より)


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