町運営の太陽光発電所建設へ 厚真町が事業者を公募

2020年06月17日 10時00分

 厚真町は、町が運営する太陽光発電所の建設を計画している。財政力強化や売電で得た利益の町民への還元、再生可能エネルギーの普及啓発を促すことが目的。建設にかかる設計、施工、監理は民間企業へ委託し、完成後、町が施設を買い取り運営を担う。設置事業者は19日まで公募型プロポーザルで募集中で、2021年3月1日の完成、4月1日の供用開始を目指している。

 町では、13年2月に再生可能エネルギー固定価格買い取り制度の旧制度で設備認定を受け、太陽光発電所設置に向けた検討を進めていたが、当時は事業着手には至らなかった。

 その間、同制度は新制度に移行したが、町も旧制度で得た許可を生かすため、17年に新制度のみなし認定を申請し、持っていた許可を維持。18年度には事業を実施する予定だった。

 しかし、18年9月に北海道胆振東部地震が発生。建設予定地としていた旧楢山小グラウンド跡地(富里45の1)[MAP↗]が土砂に埋もれるという大きな被害を受けたため、事業着手を見合わせていた。

 その後、災害復旧事業を進め、ことしに入り設置予定地も復旧のめどが立ったことから建設に向けた作業を進めることにした。

 太陽光発電で発電された電力は売却する方針。そこで得た収入を町の施策の財源などとして充てることで、町民へ利益の還元につなげる考えだ。

 計画している発電出力は201㌔㍗から252㌔㍗の間。高圧系統連系とすることを前提にパネルや機器などを選定する。系統連系の電圧は6600とする見込み。

 事業期間の短縮やコスト縮減を図るため、設計、施工、監理を担う設置事業者を公募型プロポーザルで募集する。参加希望者は19日までに参加表明書を提出。技術提案書を29日から7月3日まで受け付ける。1次審査は同7日に、プレゼンテーションによる2次審査は同9日に実施する予定だ。審査結果は同中旬に通知する。提案限度額は税込み6000万円以内となっている。

(北海道建設新聞2020年6月16日付11面より)


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