札幌市が教育文化会館を改修へ 22年度にも着工

2020年06月24日 10時00分

工事費は最大27億円を見込む

 札幌市は教育文化会館の大規模改修を計画している。2022年以降、一定期間休館とし、施設保全を目的とした機械、電気設備の更新や外壁改修、屋上防水など建築工事を実施する方針。20年度は基本検討に着手し、21年度に予定する実施設計で詳細を詰める。早ければ22年度にも着工する見通しだ。工事費は最大で27億円を見込む。

大規模改修を予定する教育文化会館

 中央区北1条西13丁目7[会員専用MAP↗]の教育文化会館は、大小のホールや研修室などを有する文化施設。SRC造、地下1地上4階、延べ1万6372m²の規模で、1976年に完成した。内部には講堂やリハーサル室、練習室なども備える。

 02、09、11年などに設備や建物の改修を実施しているが、建設から40年以上が経過し、老朽化が著しい。このため、機械・設備の更新を中心に保全工事を進める。

 工事規模は機械が9億円、電気が13億円、建築が5億円を想定。主な改修対象は、機械が空調、換気、冷暖房、排煙、衛生設備など、電気が受変電、自家発電、直流電源、設備などとしている。

 また、設備改修に伴う外壁や屋上防水、内壁タイル、特定天井改修などの建築工事も予定している。

 これら保全工事に合わせ、バリアフリー化工事も休館時期に実施する考え。施工対象としては、車椅子使用者が大ホール2階客席へ円滑に利用できる経路などを挙げており、20年度は調査検討を進める。21年度に実施設計を発注する見込みだ。

 改修の基本検討業務、バリアフリー化の調査検討業務は、それぞれ一般競争で公告済み。概算工事費算出や工程調査のほか、基本検討では工事の優先順位付け、調査検討ではバリアフリー化必要箇所の洗い出しに取り組む。

(北海道建設新聞2020年6月23日付12面より)

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