今金町が田代橋の長寿命化に着手 27年度の完成を目指す

2020年06月30日 15時00分

調査設計を7月中旬に指名

22年度から6カ年で工事を進める予定の田代橋

 今金町は、2020年度から田代橋の長寿命化修繕に着手する。初年度は4850万円を投じ、調査設計を実施する考え。7月中旬に指名通知し、同下旬に入札する見通しで、業務期間は21年2月までを見込む。22年度の着工を計画しており、6カ年で工事を進め、27年度の完成を目指す。総事業費は約9億円を試算している。

 町道田代通線にある田代橋は、1級河川後志利別川に架かる延長262・7mの橋梁。車道幅員4m、路肩両側0・75m、歩道幅員2・5m、地覆両側0・4mの全幅8・8mとなっている。上部は9径間鋼溶接単純橋、下部は逆T式橋台2基、円柱式橋脚4基、壁式橋脚4基で構成する。

 橋梁の左岸側は農耕地帯で、右岸側は東部ふれあいホール、今金中、HOTELいまかねなどがあり、市街地が広がっている。

 全体で9径間あるが、中央部の3径間は1963年度に架設。その後、治水事業の築堤工事に伴い、76年度に北側に2径間、南側に4径間追加し、車道延長を現規模に延伸。88年度に歩道の追加工事が完了した。

 同橋は、通学路や通勤路として利用。交通量が多く、重要な連絡路として利用されている。しかし、架設後50年以上が経過し老朽化が進んでいることから安全性が懸念されていた。

 17年度には橋梁点検を実施。道路橋としての機能に支障が生じる可能性がある早期措置段階のⅢ区分と判定されたため、補修事業に着手する。

 20年度の調査設計では、主桁塗装塗り替え、橋脚・床板の断面修復、高欄の修復のほか、しゅう座モルタル補修など支障のある箇所を明確にし、設計に反映させる。

(北海道建設新聞2020年6月29日付面より)


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