ボールパークへのアクセス道 最長の2号橋は330m
札幌建管がきたひろしま総合運動公園線で整備を計画している橋梁3基の設計案が明らかになった。いずれも鋼橋で、橋長は1号橋が5径間の245m、2号橋が8径間の330m、3号橋は2径間の73・6mを見込んでいる。
29日に開いた、きたひろしま総合運動公園線整備に向けて環境保全を考える協議会の会合で示した。同線は北海道日本ハムファイターズの本拠地となるボールパークFビレッジへのアクセス道路。市道大曲椴山線交点から共栄南1号線交点まで延長2・8㌔で、車道幅員は6・5m、路肩両側1・25mの全幅9mで計画。工事区間に流れる裏の沢川と交差する3カ所に橋梁を架ける。
橋梁別に見ると、1号橋は5径間で橋台は河川の浸水区域外に整備する。2号橋のみ8径間連続鋼合成曲線Ⅰ桁橋で、同じく浸水区域外に橋台を置くが、A1側で道路盛り土を行うことから、盛り土が浸水区域に達しないよう擁壁をL側に58m、R側に28m設置する。やかましの森平たん部に架ける3号橋は2径間とする考えだ。
同事業の完成は2022年度の予定で、事業費は63億円を見込んでいる。
(北海道建設新聞2020年6月30日付12面より)