ススキノの銭湯を無人ホテルに マッシブサッポロ

2020年07月15日 16時00分

15日から予約受け付け

 不動産関連事業を手掛けるMASSIVE SAPPORO(マッシブサッポロ、本社・札幌)は、札幌・ススキノの銭湯「山鼻温泉屯田湯」を宿泊施設に改修し、23日に開業する。洗い場や脱衣場などを含む285m²の1階部分を3つの客室に改装。遠隔地にいる係員とのビデオ通話でチェックインする無人ホテル形式で、人件費などの運用コストとウイルス感染リスクを抑える。

銭湯時代の浴場(上)を客室に改装した

 場所は札幌市中央区南9条西8丁目1[MAP↗]。客室の広さは17―89m²。定員は6―8人で、認可区分上2室はホテル、1室は民泊となる。客室にはベッドを置くが、タイルやプラスチックおけ、灯籠などで銭湯の雰囲気を演出。ホテル2室にはそれぞれ専用の温泉風呂が付く。

 銭湯は1964年開業の老舗。所有者からの委託を受けてマッシブが改修を企画し、管理と運営を手掛ける。宿泊価格は調整中。主要な旅行サイトを通して15日から予約を受け付ける。

(北海道建設新聞2020年7月14日付2面より)


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