ダイナミックな現場感じて 室蘭開建がTwitterで事業紹介

2020年07月18日 10時00分

 室蘭開建は、公式ツイッターを活用し、工事の目的や内容などを地域の人たちや若い学生などにPRする取り組みを進めている。最近は新型コロナウイルスの影響で行事などが中止になり、多くの投稿はできない状況だが、その分、普段は見ることのできないダイナミックな現場を紹介。同開建では「スケールの大きさや迫力を感じ、興味を持ってくれたらうれしい」と話している。

室蘭開建のツイッター。「映え」な写真がたくさん投稿されている

 同開建では、2018年6月からツイッターを開始。本局から始めた取り組みで、今では全開建が開設している。

 19年度は205件を投稿。イベントなどの多い夏の時期には月30件程度投稿していた。これまでに最も「いいね」が多かったのは19年5月13日の「壮瞥公園の梅の花が満開」で293、その次が19年12月17日の「大狩部トンネル貫通」で152だった。

 20年度はコロナ感染拡大防止の影響でさまざまな行事が中止になり、なかなか投稿できない状況が続いているが、工事現場を中心とした話題を投稿している。

 担当する広報官は、19年度に工事現場で撮影した写真を提供してもらい、事業概要や業界紙提供用としてストック。事業の目的やその重要性を地域の人に伝えたい、そして写真を通して同開建の仕事を学生をはじめとした若い人たちにも知ってもらいたいという思いから、これらの写真と工事内容を簡単に説明したものを「室蘭開発建設部の事業現場」と題してツイッターに上げている。

 同開建では「報道発表までには至らない工事の途中の様子を撮影した現場写真は、地域の皆さんがあまり目にしない光景なので、スケールの大きさや迫力を感じ、興味を持ってもらえたらうれしい。今後も室蘭開建の取り組みを発信していきたいと思っているので、〝室蘭開発建設部ツイッター〟をよろしくお願いします」と話している。(室蘭)

(北海道建設新聞2020年7月15日付11面より)


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