人口減に対応 千歳恵庭圏都市計画区域の整備開発方針案

2020年07月24日 10時00分

 千歳恵庭圏都市計画区域の整備・開発および保全の方針案がまとまった。現在、千歳、恵庭両市では人口増加を維持しているが、目標となる2030年の圏域人口は16万3100人と減少を予想。環境の変化に対応するため、島松地区の住環境改善や専用住宅地の配置、工業・流通業務地の形成促進といった土地利用の方針を定め、都市生活の維持を図る。

 北海道が定める都市計画。10年に1度見直していて今回は7回目に当たる。基準年は15年で目標年は30年。各市の意見を踏まえ、21年3月に見直し後の計画を告示する。

 対象範囲は、千歳市が約2万5890ha、恵庭市が約1万6458ha。将来人口は、15年の千歳市が9万5648人、恵庭市が6万9702人であるのに対し、30年時点で千歳市が9万6000人、恵庭市が6万7100人と推計した。

 土地利用に関する都市計画決定方針を見ると、恵庭市の島松地区は都市基盤が未整備で土地利用が進んでいないため、住環境の改善を図る。また、千歳市の自由ケ丘・桜木・北光・北陽・あずさ・勇舞・みどり台・桂木・新星地区、恵庭市の恵み野・美咲野・黄金地区を専用住宅地とする。

 商業業務地では、JR恵み野駅周辺・柏陽北地区などを地域商業業務地、国道36号の上長都―本町、中央大通の上長都―朝日町、市道30号通の東郊―梅ケ丘の各地区を沿道商業業務地と設定。また、千歳市の美々や恵庭市の戸磯地区などを工業・流通業務地として位置付ける。

 市街地の居住環境では、千歳市で老朽化した公営住宅は建て替えも視野に入れ、恵庭市の柏陽・恵央団地は建て替えで良好な住環境を維持。災害防止では、土砂災害特別警戒区域に指定されている千歳市の中央・泉郷・北信濃・泉沢・蘭越・幌加・協和地区、恵庭市の牧場・柏木・西島松地区の市街化を抑制する。

 道路に関する整備では、真町泉沢大通や中央大通など15路線を主要幹線道路、祝梅大通や東大通など29路線を都市幹線道路に定めた。10年以内に整備する路線には、国道36号や美々駒里大通、支笏湖通、恵南柏木通、基線通、団地中央通、相生通を挙げている。

 見直しに伴い主要幹線と都市幹線に追加した街路は次の通り。

 ◇主要幹線街路▽真町泉沢大通▽中央大通▽駅大通▽川北通▽支笏湖通▽9線通▽鉄北通▽南千歳駅通▽基線通▽川沿大通▽江別恵庭大通

 ◇都市幹線街路▽祝梅大通▽東大通▽日の出大通▽7線大通▽4線大通▽33号通▽29号通▽30号通▽6線通▽長都駅通▽市場通▽美々西通▽泉沢東大通▽泉沢中央通▽美々南通▽28号通▽北信濃通▽川沿大通▽島松大通▽戸磯団地通▽柏木戸磯通▽戸磯黄金通▽柏木中通▽19号通▽中恵庭通▽相生通▽西島松通

(北海道建設新聞2020年7月22日付12面より)


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