9月15日から竹中大工道具館の開館35周年記念巡回展
竹中工務店は、9月15日―10月25日に札幌市内のJRタワープラニスホール(エスタ11階)で竹中大工道具館の開館35周年記念巡回展「木組 分解してみました」を開く。時間は午前11時から午後7時まで。組子細工や金輪継ぎ、フランス式架台といった作品展示や講演会を通じ、木組の技術と魅力を紹介する。
建物や工芸品の木組を分解して職人の技術、美意識を視覚的に伝える。木組の変遷や西洋独自の技術を紹介。「展示会映像コーナー」では「組子細工の技を継ぐ」など長編映像3本を解説付きで上映する。手仕事ならではの複雑な造形が楽しめる。
講演会は、9月20日が人間国宝で木工芸家の須田賢司氏、10月18日が堂宮大工棟梁(とうりょう)の小川三夫氏を招いてそれぞれ開催。時間は両日とも午後2時から。場所はJRタワーオフィスプラザ10階会議室。詳細はウェブサイトで確認できる。
(北海道建設新聞2020年8月11日付3面より)