無事完成誓い合う
大樹町役場庁舎新築の安全祈願祭が23日、建設地[会員専用MAP↗]で開かれた。町や設計、施工業者などから30人が出席。2022年1月までと長丁場となる工事の無事完成に向け、一同は気持ちを引き締めた。
東本通33の高台にある現庁舎は1973年に完成。老朽化や耐震性の課題から庁舎北側敷地に建て替える。RC造、地下1地上3階、延べ2947m²の規模で総事業費は25億102万円。
施工業者は4日に入札し、主体が川田工業・高橋工務店・菊池建設共同体、電気が勝海電気・北口電器商会・神山電気商会共同体、機械が奥原商会・北海道アルファ・田中工業共同体、地中熱設備が有我工業所・上野興設共同体に決まった。
神主による祝詞奏上に続き、日本都市設計の武部幸紀社長がカマ、大樹町の酒森正人町長がクワ、川田工業の川田章博社長がスキを入れた。
酒森町長は「新庁舎は町民の悲願で町のシンボルになる。長期間の工事となるが、関係者一同が無事に完成の日を迎えられたら」と期待した。
川田社長は「施工に携わる5つの共同体が心を合わせ、町民の期待に沿えるような安全で素晴らしい工事を進めたい」と誓った。
(北海道建設新聞2020年9月25日付9面より)
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