ハタナカ昭和など有志が22年の完成目指し作業に取り組む
離島地域の活性化に向けて―。羽幌シーバードフレンドリー推進協議会やハタナカ昭和(本社・留萌)など天売応援プロジェクトの有志約20人が参加し、9月19―22日の4日間、天売島でシーカヤック小屋の建設作業に取り組んだ。
離島地域の活性化に向け北海道河川財団や北海道森林土木建設業協会、堀口組、萌州建設、シン技術コンサル、森林環境リアライズ、ネオリサイクルなど多数の団体、企業から協賛を得て実施。
今回は、無立木地への苗植えやシーカヤック小屋の材料となるトドマツ林の間伐、間伐木の馬搬による集材、小屋の基礎掘削、柱の立て込みなどに取り組んだ。来年以降も建設を継続し2022年の完成を目指している。
ハタナカ昭和の畑中修平社長は「ハタナカグループとしてこのプロジェクトを以前から応援してきた。離島は留萌管内の貴重な財産。この活動が地域活性化に役立ち、各方面の専門技術を若者に伝承していけたら幸い」と、今後の活動に意欲を示した。(留萌)
(北海道建設新聞2020年10月6日付8面より)