道路拡幅や観光拠点整備も 長万部町都市マス見直し素案

2020年10月26日 10時00分

 長万部町は、都市計画マスタープランの見直しに向けた素案をまとめた。新幹線駅周辺整備計画やまちづくりアクションプランの内容を反映させるもので、JR長万部駅前[MAP↗]の道路拡幅や観光交流拠点整備、駅の東西を結ぶ自由通路といったハード事業を盛り込んだ。これらの事業は北海道新幹線新函館北斗―札幌間開業の4年前となる2026年度の着工を目指しており、総事業費などは今後算定する。

 計画期間は20―40年度。基本構想として新幹線の開業を契機とした駅前のにぎわいや回遊性の創出、温泉交流拠点形成、災害対策などを挙げた。

 駅前整備では本町通の拡幅を盛り込んだ。全幅13mのうち、歩道が1・5mと荷物を持たない歩行者がすれ違える程度であるため、駅周辺整備に関する調査を担当したドーコンは16―18mへの拡幅による歩道幅確保と、用地買収の対象となる一部店舗の集約を提案している。23年度から測量、設計などを進め、26年度の着工を目指す。

 観光交流拠点として本町通沿いに建設する「まちの駅」では、飲食や観光情報などを提供する予定。アクションプランによると延べ500m²で、27―28年度の基本・実施設計を経て、29年度に施工する見込みだ。

 交通結節機能の充実に向けた駅への自由通路設置も想定。現在は分断されている東西市街地間の移動利便性を高めるのが目的で、駅北側の線路をまたぐ幅員6m、延長55mの橋梁を架設する。予備設計は24年度、詳細設計は26年度に実施する考えで、28年度からの工事着手を計画している。

 素案に関するパブリックコメントを現在募集中で、受け付け終了後の11月中旬―下旬に開かれる都市計画審議会へ諮問。答申を受け次第、年度内にも成案化する考えだ。

(北海道建設新聞2020年10月23日付9面より)


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