忠類協徳の町有地1.9万m²を2事業者に売却 幕別町

2020年11月17日 10時00分

 幕別町は、公募していた忠類協徳にある町有地6区画、計1万8661m²の売却先を町内の2農業事業者に決めた。しんじゅ(忠類朝日69、森神寿裕社長)に1区画、2500m²、農事組合法人ウエストフィードアシスト(忠類西当3の2、渡辺靖之代表理事)に5区画、1万6161m²を売り払う。

 帯広広尾自動車道忠類IC―忠類大樹ICの中間部で、道路の西沿いに位置する旧国鉄用地。1987年の広尾線廃止後に当時の忠類村へ払い下げられたが、遊休地となっていた。

 手を挙げたのは決定した事業者のみで、事業計画は非公表。しんじゅは営農コンサルや酪農ヘルパーといった酪農支援事業を手掛け、ウエストフィードアシストは地域の酪農家7戸で組織している。

 土地は現状有姿で引き渡す。新規事業や事業拡大のために500万円以上を投資して施設を整備し、町民の雇用にも積極的に取り組むことを求める。資材置き場や太陽光発電システム設置、駐車場といった土地のみの利用は認めていない。

 しんじゅとは222万5000円で契約済み。ウエストフィードアシストへの売却価格は1307万1000円で議会承認が必要なため、30日開会予定の12月定例会に諮る。

(北海道建設新聞2020年11月16日付7面より)


関連キーワード: 十勝 土地売却

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • オノデラ
  • web企画
  • 川崎建設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (2,991)
おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,358)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,319)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,221)
おとなの養生訓 第126回「なぜ吐くのか」 空腹時...
2017年12月22日 (841)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。