まちきた大通ビルの4、6階を21年度から改修 北見市

2020年11月27日 10時00分

 北見市は、大通西2丁目のまちきた大通ビル[会員専用MAP↗]4階、6階フロアについて、2021年度から改修に取り掛かる見通しだ。4階は保健センター・子育て世代包括支援センター移設と市民憩いの広場の配置を検討。6階は議場跡に屋内子ども遊戯場「パラきたkids」を5階から移す予定としている。本年度内に実施設計を進め、22年度中の供用開始を目指す。

 25日の市議会福祉民生常任委員会で担当者が報告した。

 4階に入る保健センターは延べ1700平方㍍のフロア面積を想定し、健康相談室や乳幼児検診会場、母子手帳交付室などを配置する考えだ。

 整備に当たっては、乳幼児から高齢者まで幅広い世代の市民が安心して保健サービスを受けられるよう、利便性と安全性を考慮する。また、フロア内の採光確保や換気対策については今後、検討を進める。

 6階に移設予定のパラきたkidsは、フロア面積が現状の約3倍となる延べ1200平方㍍を見込み、遊戯場や休憩・飲食などの各エリアを設ける計画。常設化や遊具の拡充などを図り、市内中心部のにぎわい創出につなげる意向だ。

 まちきた大通ビル(地下1地上7階塔屋2階)は、地下1階から3階までが物販、4階から7階に市役所機能が入居している。新庁舎完成に伴い、これらの市役所機能が移転することから、市は先の市議会産業経済常任委員会に4―7階フロア利用案を示していた。

 このうち、5階は外郭団体などの事務所や市の施設、催事場、7階は市の会議室や臨時業務の事務室などとして活用する方針としている。

(北海道建設新聞2020年11月26日付4面より)

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北見市がまちきた大通ビルの利用案を報告

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