国土交通省は2020年4月1日時点で市町村の耐震改修に関する補助制度をまとめた。道内で前回調査(19年4月1日)から新たに制度を創設したのは耐震改修の補助が小樽市と滝上町、耐震診断補助が滝上町と安平町。一方で、補助制度を終了する市町村もあり、道内市町村のうち補助制度を有する割合は前年度同期比で耐震改修が1・6減の62・6%、耐震診断が前年度と同じ31・8%と整備が進んでいない。
補助制度があるのは112市町村。前年度に小樽市が非住宅建築物、滝上町が戸建て住宅で新たに制度を創設したものの、上ノ国町、岩内町、滝川市、浦臼町、遠別町で補助が終了した。
耐震診断の補助は57市町村が整備する。滝上町と安平町が戸建て住宅で新たに創設したが、岩内町と滝川市で終了した。
また、ブロック塀の安全対策に対する補助制度を有しているのは、札幌、岩見沢、三笠、歌志内の4市のみだった。
(北海道建設新聞2020年12月7日付4面より抜粋)
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