オンラインも同時開催 道が胆振東部地震パネル展

2020年12月21日 10時00分

災害の記憶と教訓継承

被害の大きさと順調な復興を伝えるパネル

 地震の記憶を風化させない―。道は、北海道胆振東部地震災害から2年経過したことを踏まえ、17日から道議会議事堂1階展示コーナーで「復旧・復興パネル展」を開催している。被災直後と復旧後を撮影した写真などを掲示し、復旧・復興の軌跡を紹介。写真約150枚を使ったオンラインでのパネル展も同時開催している。

 特に被害が大きかった胆振東部3町(厚真町、安平町、むかわ町)の現状を道民に伝えるとともに、災害の記憶と教訓を継承しようと企画した。道議会では28枚のパネルを展示。大規模な土砂崩れが発生した厚真町吉野地区や、甚大な被害を受けた同町富里浄水場、鵡川高野球部生徒寮などの写真を使って、復旧・復興の取り組みが順調に進んでいることを伝えている。

 オンラインでは被害や復興の様子を撮影した写真約150枚と、被災3町の住民からの復興支援に対する感謝の動画メッセージなどを見ることができる。サイトアドレスは
(http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/ifs/panel/onlinepanel.htm/)。道総合政策部胆振東部地震災害復興支援室のホームページからもアクセス可能だ。

 道議会のパネル展は2021年1月19日まで、オンラインは1月15日まで開催している。

(北海道建設新聞2020年12月18日付1面より)


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