2カ所に観光商業施設配置 小樽港の第3号埠頭再開発

2021年01月13日 15時00分

 小樽市は、小樽港第3号埠頭周辺再開発の施設配置計画をまとめた。観光・商業施設は、18番岸壁の34号上屋と小樽地方合同庁舎正面のおたるマリン広場の2カ所に配置。多目的広場への観光・商業施設導入を先行し、34号上屋は将来ニーズを見極めてから導入する。このほか、親水護岸を設けるイベントエリアと観光空間エリアを配置した。

緑地奥と手前側駐車場の横に観光・商業施設を配置したイメージパース

 市は、大型クルーズ客船が接岸する第3号埠頭の再開発を念頭に2014年6月、埠頭周辺を含めた再開発計画を策定。19年度に設置した官民連絡会議で、基部の機能配置について議論しており、この意見を踏まえた施設配置計画を取りまとめた。

 観光・商業施設は、観光振興公社や新たなまちづくり会社での建設・管理運営を想定。マリン広場の観光・商業施設は、インフォメーション機能、多目的ルーム、トイレ、コインロッカー、市観光振興室、サイクル関連施設などの機能を見込み、将来的に小樽運河倉庫と連絡通路を確保して回遊性を高める。

 34号上屋付近を最重要エリアと位置付け、健全度を確認した上で、当面は34号上屋を観光船ターミナル機能を有した観光・商業施設として暫定利用。将来動向やニーズを見極めてから、新たな観光・商業施設を建設する。機能は、観光船事務所と券売所、待合室、トイレなどを予定する。

 34号上屋の隣接地は、イベントエリアと親水空間エリアに設定する。いずれも親水護岸を設け、イベントエリアでは給電・給排水設備、ベンチ整備や植栽を実施。親水空間は傾斜護岸、緑帯・植樹などを整備する。

 これらを実現するため、利用制限を緩和する分区条例改正案を21年3月開会する定例市議会に提出する予定だ。
P 緑地奥と手前側駐車場の横に観光・商業施設を配置したイメージパース

(北海道建設新聞2021年1月12日付9面より)


関連キーワード: 再開発 商業施設 後志

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

株式会社クリエイター
  • 川崎建設
  • 東宏
  • 北海道水替事業協同組合

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想...
2021年01月13日 (13.2k)
自動運転車と鉄道を併用 第二青函トンネルJAPIC...
2020年11月05日 (4k)
20年度内開通へ急ピッチ 函館新外環状道路空港道路...
2020年11月21日 (1.9k)
コロナに揺れるニセコ 試練のリゾート開発(下)可能...
2021年01月06日 (1.7k)
道東道占冠―トマムIC間19.9kmで4車線化の準...
2021年01月14日 (1.5k)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓new

おとなの養生訓
第199回は「ワクチン」。ウイルスの増殖を抑え、感染の連鎖を断ち切るのが役割です。

連載 本間純子
いつもの暮らし便
new

本間純子 いつもの暮らし便
第4回「ピクチャーウインドーの『冬の風景展』」殺風景に見える雪の景色も、注意して見れば様々な色彩に溢れています。

連載 コロナに揺れるニセコ 試練のリゾート開発

コロナに揺れるニセコ 試練のリゾート開発
新型コロナウイルスが世界経済に深刻な打撃を与えた2020年。道内屈指の国際リゾート地・ニセコで進む開発プロジェクトの現状を追った。