さっぽろ雪まつり実行委員会は19日、初のオンライン開催となる、さっぽろ雪まつりの概要を発表した。期間は2月4日から同28日まで。特設サイトを設け、さっぽろ羊ケ丘展望台などでの小・中雪像の製作風景を動画配信するほか、地域ブランド「札幌スタイル」と連携したCRAFT FESも同時開催する。
同実行委は昨年12月、新型コロナウイルスの感染拡大状況を踏まえ、会場に人を集める形式での開催は見送り、オンラインで実施する方針を示していた。
19日から特設サイトを開設し、一部コンテンツを先行配信。さっぽろ羊ケ丘展望台と大倉山ジャンプ競技場で合計4基の小・中雪像製作風景などを発信するほか、雪積みから完成までの様子を数分間にまとめた動画を公開する。1月下旬からの配信を見込む。
2月4日からは地域ブランド「札幌スタイル」と連携し、期間限定商品の販売や工房見学、ワークショップなどをオンラインで楽しむCRAFT FESも開催する。このほか、市内各所の街頭ビジョンを活用した冬の魅力発信、過去の雪まつり映像などを配信する大歴史展、フォトコンテストなども予定している。
(北海道建設新聞2021年1月20日10面より)