仮称せたな太櫓ウインドファーム 24年度着工へ
五洋建設(東京都文京区後楽2丁目2の8、清水琢三社長)は、仮称せたな太櫓ウインドファーム新設を計画している。総発電出力は最大8万6000㌔㍗で、4300㌔㍗程度の風力発電機を最大20基設置。今後、設計者と施工業者を選定し、2024年度の着工を目指す。
計画段階環境配慮書によると、事業実施想定区域はせたな町北桧山区太櫓地区の約700ha。
風力発電機のブレードは3枚、ローター直径は最大130m、ハブ高さ85m。基礎構造は今後の地質調査で杭基礎か直接基礎にするかを決める。
道路、造成、風力発電機基礎・設置、変電施設、送電線などの工事を予定し、工期は約4年とする。
周囲では仮称・北桧山ウインドファーム(コスモエコパワー)、仮称・桧山エリア洋上風力発電(電源開発)なども計画されている。
(北海道建設新聞2021年2月1日付2面より)