網走市内で2棟目のホテル新築を計画するルートインジャパン(東京都品川区大井1丁目35の3、永山泰樹社長)は、JR網走駅前で用地取得の動きを強めている。建設地は網走市新町1丁目のホテルルートイン網走駅前東側か、東横INNオホーツク網走駅前西側のどちらかに絞るもようだ。
同社は2018年6月にホテルルートイン網走駅前東側のホテルしんばし(地下1地上6階、延べ2712m²、17年10月廃業)の土地・建物を取得した後、翌年6月に市道新町1丁目2号線を取得した。
他にも新たな用地取得の動きを見せている。ルートイン網走駅前は敷地内の駐車場と第二駐車場のほか、しんばしの駐車場を網走信用金庫駅前支店と折半して借りている。所有地だけでは駐車台数を含む建設用地として手狭まなのが課題だ。
このため、国道39号を挟んだ東横INNオホーツク網走駅前の西側にあるホテル美園と、1月18日に移転した旧・第一生命網走ビルの土地合わせた1000m²の取得に動いている。周辺地権者によると、さらに東横INN北側などの土地取得も目指しているもよう。
ホテル新築計画について同社の担当者は「21年度以降のオープンということ以外はコメントできない」と話している。
18年にまとめたルートイン網走第2新築計画ではRC造、地下1地上10階、客室180室のホテルを想定。ラグビー合宿に訪れる選手らが宿泊する際に利用するミーティングルームを設ける考えだ。
(北海道建設新聞2021年2月3日付2面より)
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