日高町の門別競馬場再整備 用地20万m²取得へ準備

2021年02月05日 15時00分

 日高町は、道営ホッカイドウ競馬門別競馬場の厩舎(きゅうしゃ)や職員寮、厚生施設などの再整備に向けた用地20万m²の取得を進めている。場所は現レース場の北西、屋内調教用坂路馬場に隣接する山林部で、道農政部に貸し付ける方針だ。建設工事は施設の管理・運営を担う北海道軽種馬振興公社が発注する。

 再整備は、第3期北海道競馬推進プラン素案に盛り込まれた。基幹施設の建築から35年以上が経過し、老朽化が進んでいることが大きな要因だ。現在はレース場の北東に厩舎エリアがある。一部住宅が混在するが、衛生面も考慮し、レース場を中央に厩舎エリアと居住エリアを分離する。

 日高町が取得を進めているのは厩舎エリアで、伐採後は自然林の防風林が囲む。競走馬約800―900頭が入る厩舎36棟を移転し、馬が軽く運動するロンギ場を8カ所程度設置する。

 移転後の旧厩舎エリアには管理事務所や装鞍所、検体採取所などの業務施設を集約する。

 居住エリアには調教師や厩務員らの職員とその家族約300世帯が新たに暮らす集合住宅を複数棟整備する考えで、民間資金を活用した整備を検討している。

 計画に盛り込まれていないが、スタンドや駐車場の拡張も視野に入れている。

 整備期間は、プランの計画期間である21年度当初から5カ年での整備を見込む。21年度は厩舎の基本設計を先行して発注する考えだ。厩舎エリアに次いで居住エリア、業務エリアの順で整備していく。

 事業の本格始動に先立って、20年12月の定例町議会では用地20万4511m²を8589万4620円で取得することを承認している。

 プランが示されたことを受け、町の担当者は「地権者の方とは一定の合意形成ができている。取得に向けて準備を進めている」と話す。道への貸し付け額などについては、今後協議を進める見通しだ。

(北海道建設新聞2021年2月4日付1面より)


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