延べ2720㎡ 奈井江町の新庁舎基本設計素案

2021年02月15日 10時00分

 奈井江町は、新庁舎の基本設計素案をまとめた。規模は現段階でRC一部W造、2階、延べ2720m²。概算総事業費は19億7840万円を見込む。この後、パブリックコメントや町民説明会を経て基本設計をまとめた後、2020年度内に実施設計に着手する予定だ。

新庁舎の外観イメージ図

 現庁舎は、規模がRC造、地下1地上3階、延べ2683m²で築後50年近く経過し老朽化が進んでいることから建て替える。北海道日建設計が基本・実施設計を進めている。

 建設地は現庁舎敷地の奈井江11で、駐車場は職員用等を含めて140台分を整備する見込み。

 新庁舎1階の南側はエントランスやラウンジ、情報プラザを配置。西側は庁舎エリアとし利用者の多い窓口を設置する。東側は保健福祉課のほか複合化する子育て支援センター、保健センターのエリアとする。

 2階の西側は庁舎エリアとして執務室や町長室などを設ける。災害対策室となる庁議室や職員待機場所となる厚生室を町長・副町長室の近くに設置する。東側に配置する議場は大会議室と共用し多目的利用を想定している。

 環境配慮の面では、省エネルギーのため建物の断熱性向上や昼光の利用、自然換気など化石エネルギーを極力使わないパッシブ技術を積極的に採用。CASBEE(建築環境総合性能評価システム)ではA評価と同等の性能を目指す。

 整備スケジュールとして、22年にも着工し、24年度の供用開始を見込んでいる。

(北海道建設新聞2021年2月12日付4面より)

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