道都の新たな顔となる、北洋大通センターが6日、プレオープンした。横内龍三北洋銀行頭取や中尾進交洋不動産社長、各出店者の代表らが列席し、テープカット。早速、多くの市民らでにぎわった。
この日は、北洋銀行大通支店と商業施設大通ビッセの一部(地下2階デイリーショップ2店、地上1階スイーツショップ6店)が開業。プレオープンを記念したノベルティグッズも配られるとあって、約300人の市民らが長い列を作った。
式典で横内頭取は、北洋大通センターがビッセを中心に市街化再構築の起爆剤となるよう期待感を表明した。
出店者を代表して、きのとやの長沼昭夫社長は「銀行本部がある建物に商業施設が入るのは全国でも初めてではないか。市民や道民、全国、世界から訪れる皆さんが満足し、喜んでいただける商業施設となるよう全力を尽くしたい」と述べた。
午前9時の開業と同時に、待ちわびた多くの市民らが続々と真新しい建物に吸い込まれた。1階のスイーツコーナーには、全道から味自慢のスイーツ企業6社が集まっているとあり、にぎわっていた。
銀行本部は7月まで、テナントオフィス部分は順次入居。他の商業店舗も含め、今秋のグランドオープンを予定している。
(北海道建設新聞2010年05月07日付2面より)