アルファコート(札幌市中央区南1条西7丁目1の3、川村裕二社長)は、札幌・ススキノのホテル新築を主体、設備一括で日本建設に決め、着工した。運営は大手鉄道会社の相鉄ホールディングス(本社・横浜)のグループ会社である相鉄ホテルマネジメントが担当。2022年夏の開業を予定している。
RC造、地下1地上13階、延べ5124m²の規模で、総事業費は約38億円を試算。客室200室を設ける計画で、1階には飲食テナントの入居を予定する。設計はプロ1が担当した。
建設地は札幌市中央区南5条西2丁目6の1で、地下鉄東豊線豊水すすきの駅4番出口に近接している。
ホテル名は、仮称・相鉄フレッサイン札幌すすきの。宿泊特化型で、相鉄HDが手掛けるホテルブランド「フレッサイン」としては道内初出店となる。
札幌市内では、ここ2、3年で本州の鉄道会社によるホテル進出が相次いでいる。西日本鉄道(本社・福岡)は道庁近くの北4条西5丁目で「ソラリア西鉄ホテル札幌」、東日本旅客鉄道(同・東京)は北7条西2丁目で「JR東日本ホテルメッツ札幌」をそれぞれオープン。JR西日本不動産開発(同・大阪)は南2条西7丁目で開発を進めた。
(北海道建設新聞2021年02月05日付2面より)