当別町は、JR札沼線新駅設置の関連工事として、駅前広場軟弱地盤対策を4月上旬に条件付き一般競争入札で公告する。6月中旬には、広場内の仮設道路設置を指名する予定。2021年度は、町道15線の歩道新設設計や用地測量、駅前広場公衆用トイレ設計の計3件の発注も計画している。
JR北海道が当別太1225の9に建設する新駅は、22年春の開業を予定。町が手掛ける駅前広場は21年度に軟弱地盤対策を実施し、22年度にロータリーや駐輪場、駐車場、トイレを施工する。
仮設道路は、新駅開業から駅前広場が完成するまでの期間に使用。これに合わせて町道15線の歩道を新設する。総事業費は5億4600万円を試算している。
軟弱地盤対策の工事概要は、載荷盛り土9500m³、計量盛り土4300m³で、単年度での完成を見込む。仮設道路も含め、21年度の工事費には3億3088万4000円をみている。
委託業務では、15線歩道新設の用地測量3・6haを4月、実施設計260mを5月、トイレ実施設計を6月に指名する予定。事業費は、15線用地測量、設計が各500万円、トイレ設計は250万円となっている。
(北海道建設新聞2021年3月25日付14面より)
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