関係自治体などで構成する炭鉄港推進協議会は、写真資料などをウェブ上で閲覧できる「炭鉄港デジタル資料館」を公開した。貴重な歴史的資源にアクセスしやすい環境整備の一環。古い街並みや文化財の写真などを閲覧できる。
炭鉄港とは、近代北海道を築く基となった空知・室蘭・小樽を、石炭、鉄鋼、港湾、鉄道というテーマで結ぶことにより、人と知識の新たな動きをつくり出そうとする取り組み。炭鉄港のストーリーは2019年に日本遺産として認定された。
3月31日から公開。掲載資料は約3000点で、昨年実施した一般公募で民間から提供のあった写真も掲載している。写真資料のほか、当時のまちの様子など歴史的価値のある動画資料の所在地情報なども掲載しており、地域別、分野別の検索も可能だ。URL(https://3city.net/archives/)(岩見沢)
(北海道建設新聞2021年4月8日付16面より)
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炭鉄港デジタル資料館(外部サイト)