新ひだか町がアイヌ施策アクションプラン 生活館の方向性示す

2021年06月09日 15時00分

 新ひだか町は、2021―30年度を計画期間とするアイヌ施策アクションプランを策定した。新設する多機能型生活館を仮称・新ひだかアイヌミュージアムとして活用。ロビーをアクティブホールとして各活動の拠点とする方向性を示した。

 同町が2019年度に策定したアイヌ施策基本構想を具体化した。アイヌ民俗資料館とシャクシャイン記念館を改修。静内真歌地区に新築する多機能型生活館をミュージアムとして活用する。

 町内3つのアイヌ団体が新施設での活動を洗い出した結果、アクティブホールを展示、イベント、講演会など多目的に対応できる設計にすることで、建物をコンパクト化する方針とした。また屋内儀式空間と連動し、屋外儀式空間も整備することでまとめた。

 アイヌミュージアムは、近隣に居住していたメナシウンクルとスムンクルという文化圏の合流地である歴史的背景を考慮するほか、和人とアイヌが衝突したシャクシャインの戦いの主戦地だったことを踏まえ、死や苦しみにも焦点を当てた整備を進める。

 このほかソフト事業として、文化伝承、アイヌ語学習、関係資料の研究などに同施設を拠点に取り組む。

(北海道建設新聞2021年6月8日付11面より)


関連キーワード: アイヌ文化 文化施設 日高

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 古垣建設
  • web企画
  • 東宏

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想...
2021年01月13日 (4,164)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (2,132)
大手ゼネコン4社21年3月期決算 全社減収減益...
2021年05月19日 (1,492)
大成が542億円で首位 20年度ゼネコン道内受注高...
2021年05月11日 (1,198)
全社減収も鹿島は増益 大手ゼネコン4社の21年3月...
2021年02月17日 (1,049)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 分譲マンション
老朽化の行方
new

札幌市内に建設された分譲マンションが続々と老朽化している。住まいの行く末はどうあるべきか。再生への道を探る。

連載 おとなの養生訓new

おとなの養生訓
第209回は「糖分の中毒性」。脳のエネルギー源となる糖分。過剰摂取に注意し食生活の見直しを。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第9回「意外に低い葉っぱの彩度」あざやかに見えても測ってみると落ち着いた色をしています。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第8回「コロナ禍とテレワーク」ウェブ会議にも対面コミュニケーションにも、それぞれのメリットがあります。