みなとオアシス苫小牧運営協
苫小牧港のみなとまちづくりを進める、みなとオアシス苫小牧運営協議会は17日、登録10周年を記念し、コスモスの種まきをした。市内のキラキラ公園から苫小牧港開発までの遊歩道延長850mをコスモスが咲き乱れる道にしようと、約20人が集まって種をまいた。

花が咲く風景を想像しながら丁寧に種を植えた
同協議会は2011年に登録。また、ことしは苫小牧市の公式キャラクター「とまチョップ」が生誕10年を迎えることから、種まきの前にセレモニーをした。
同協議会の関根久修会長(苫小牧港開発社長)は「季節が巡って遊歩道が850mのコスモスロードになり、市民の憩いの場になることを祈念している」とあいさつ。参加したとまチョップもポーズを決めて、登録・生誕10周年を祝った。
参加者は苫小牧市フラワーマスター連絡協議会の手ほどきを受け、コスモスの種を植える部分の土ならしをし、合計6?㍑の種をまいた。
種まきをした遊歩道は昨年、岩倉建設(本社・札幌)が地域貢献として土壌整備をしていた。コスモスの種は1週間ほどで芽が出て、秋には満開になる予定だ。
関根会長は「港は苫小牧にとって重要な施設だが、市民との接点が少ない。コスモスを植えることで市民に楽しんでもらい、港の価値も上がると思う。こうした活動が役に立てば」と話していた。(苫小牧)
(北海道建設新聞2021年6月21日付11面より)