カルルス温泉でワーケーション 8月からモニターツアー

2021年06月23日 15時00分

 リモートワークの後は露天風呂でリフレッシュ―。登別市はワーケーションを通じた移住促進事業の一環で、8月下旬からカルルス温泉の3つの旅館を宿泊先とするモニターツアーを始める。関係人口の増加や将来的な移住につなげたい考えだ。これに先立ち、30日から専門家を招いたテストツアーを予定している。

仕事後に露天風呂でリフレッシュできる(湯元オロフレ荘)

 市の地域資源である温泉を生かしたワーケーションを進めるため、2020年度に事業化。支笏洞爺国立公園内で古くから湯治場として使われ、スポーツ合宿など長期の受け入れが可能なカルルス温泉を対象とする。泉質は無色透明、無味無臭の単純泉で、神経痛などに効能がある。

 モニターツアーは東京、大阪、札幌の企業が参加して3回を予定。湯元オロフレ荘、鈴木旅館、森の湯山静館を使い、3泊4日の日程で1回10人ほどを受け入れる。ワーケーションの型別に企業研修型、家族が同行する福利厚生ファミリー型、出張などに伴う個人利用型を想定したプログラムとする。

 宿泊費やレンタカーなど滞在中の費用は市が負担。仕事場所は旅館の部屋、旅館施設内、日本工学院北海道専門学校のサテライトオフィス、登別温泉のカフェなどから選んでもらう。ツアーを含めた支援業務をJTBに委託。旅館内への机やテーブル、Wi―Fi環境の整備などをしている。

 テストツアーは、東京と札幌からまちづくりや観光の専門家4人が参加し、2泊3日の日程でモニターツアーに向けて助言する。

 この結果を踏まえ、10月には登別市ならではのプログラムを組み、テストマーケティングを兼ねたモニターツアーを実施したい考えだ。

 市総務部企画調整グループでは「静かな自然環境の中で温泉をはじめとする登別の魅力を堪能してもらい、関係人口の増加や移住につなげたい」と話している。(室蘭)

(北海道建設新聞2021年6月22日付11面より)


関連キーワード: 働き方改革 胆振 観光

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 古垣建設
  • web企画
  • 東宏

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

丸井今井函館店、再開発へ...
2021年11月10日 (23,688)
「アイアンショック」の足音 鋼材高値、リーマン前に...
2021年07月15日 (11,951)
三笠の道道岩見沢桂沢線で道路陥没...
2021年11月12日 (3,487)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想...
2021年01月13日 (3,424)
飲食・物販施設が着工 旭川の買物公園...
2021年11月23日 (3,241)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第219回は「トイレの回数」。極端に多い場合は、病気の可能性もあります。

連載 本間純子new
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第14回「テレワークに向かない仕事」。現物サンプルのチェックや資料の印刷など、アナログな部分も多いです。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第13回「子育てと経営者の両立」従業員の家族との暮らしやすさを確保するのも経営上の課題です。

連載 進む木造化

道内にも波及しつつある、中高層ビルの木造化の動きを紹介する。