宇宙への夢乗せて 電柱広告で大樹町応援

2021年06月27日 10時00分

北電興業が販売開始

北海道スペースポートの構想図が描かれている

 北電興業は、宇宙のまちづくりを進める大樹町を応援するため、地域貢献型寄付付き電柱広告の販売を開始した。設置1カ所につき広告料の一部を寄付。町内で宇宙ビジネスにチャレンジする事業者の支援や、ロケット射場などの施設整備に役立ててもらうのが狙いだ。

 広告主に「航空宇宙関連ビジネス推進事業」か「航空公園機能拡充事業」のいずれかを選択してもらい、スポンサー名が付いた電柱広告を掲示。広告デザインは2種類用意していて、その一つにはインターステラテクノロジズ(本社・大樹)の観測ロケット「MOMO」が描かれている。

 設置地域は大樹町はじめとする十勝管内で、製作料は6500円(税抜き)、広告料は8000円の計1万4500円。2年目以降の料金は8000円に設定した。

 電柱広告1本当たり1000円を北電興業を通じて大樹町へ寄付する。同社の馬場雅嗣理事広告部長は「町が目指す宇宙のまちづくりへの機運醸成と、スポンサー企業のイメージ向上につながれば」と話している。

(北海道建設新聞2021年6月23日付2面より)


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