収益は美化活動に利用
釧路開建の道路協力団体である釧路湿原・阿寒・摩周シーニックバイウェイは、21日から道の駅「摩周温泉」の駐車場で一部を予約制駐車スペースとして運用を開始する。利用料金は1500円で、収益は清掃といった美化活動などに利用する。
道の駅摩周温泉では夏季繁忙期に、宿泊を目的とした駐車や昼間の長時間駐車のため第1、2駐車場が混雑し、休憩を目的とした一般車両が駐車できない状況だ。一方で無料臨時駐車場は比較的空いている。
予約制駐車スペースを設けることで利用方法の明確化を図る。また、24時間トイレと無料臨時駐車場間に誘導灯を設置し利用を促進。多様なニーズに応え、より多くの利用者が駐車できるようにする。
ことしで3年目の取り組み。以前はお盆期間に実施したが、今回から21日―9月27日と期間を延長。駐車スペースは3台で電気設備を完備していて、キャンピングカーでの利用も可能。混雑時でも出入庫できる。さらに道の駅でごみ袋を販売し、ごみの受け入れも開始する。
予約ページはウェブサイト「タイムズのB」で摩周温泉を検索するか、案内チラシのQRコードからアクセスできる。予約日の13日前から申し込める。
問い合わせは電子メール(inrury@btimes.jp)まで。
(北海道建設新聞2021年7月5日付11面より)