排水機場改修も
せたな町は、過疎地域持続的発展計画案を策定した。対象期間は2021年度から25年度まで。せたな町立国保病院の建て替えを盛り込んだほか、農業の排水機場改修などを進める。
施策区分ごとの計画を見ると、産業の振興では機械化・省力化による低コスト農業の実現を目指し、西兜野排水機場や営農用水道の改修、若松地区農地整備などを推進する。
このほか、安定した水産資源の確保を目指し、狩場漁港、鵜泊漁港の整備や水産種苗センターの各種整備に取り組む。
救急患者の受け入れや高齢者医療、生活習慣病、予防医療などの充実を図るため、老朽化が著しい国保病院を建て替える。現施設はRC造で、1974年に建設した。基本構想や基本計画の策定を進めている。
21日までパブリックコメントを受け付け、その後正式に計画を策定する。
(北海道建設新聞2021年7月16日付15面より)