東大大学院がサテライトキャンパスを更別村に11月開設

2021年07月27日 15時00分

スマート農業など研究

 東大大学院農学生命科学研究科は11月1日、サテライトキャンパスを更別村に開設する。村地域創造複合施設にある同科の事務所を活用。スマート農業の研究や村内農家に先端農業を伝える講義などを実施する予定。期間は2024年3月末までの約3年半で、研究の進捗次第では延長する可能性もある。

 同科は17年から村内に拠点を構え、農家と協力してビッグデータの収集と解析を進めてきた。ことし5月に村と連携協定を結び、教育研究や人材育成などで協力することを決めた。

 農作物の分析やデータ化、バイオガス原料などに活用できるイネ科の穀物ソルガムの栽培などを研究する予定。十数名程度の院生が村を訪れる見込みで、村内に滞在しながら大規模ほ場などを見学できる貴重な機会となる。閑散期となる冬には、地元の農家や高校生に農業の時流を解説する場を設けるなど村民への学びの場も提供する考えだ。

(北海道建設新聞2021年7月26日付9面より)


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