7空港を起点・終点にモデルコース紹介 移動手段や時間も掲載
北海道エアポート(本社・千歳、HAP)は、北海道周遊情報サイト「GATE TO HOKKAIDO」の本格運用を始めた。道内の観光地約1000カ所や7空港を起点・終点にしたモデルコースを掲載しているほか、旅程作成を支援。新型コロナウイルス感染症収束後、飛行機で本道に訪れてもらえるよう情報を届け、観光産業や地域経済の回復を目指す。
観光地やモデルコースの紹介、旅程作成支援に加え、各空港から2次交通への乗り換え案内、主要都市間の移動距離といった交通情報などを提供。日本語や英語、中国語など5カ国語に対応する。観光地の見どころや経路、周辺の宿泊施設を調べることができる。災害時は各種情報を発信して空港の滞留者抑制を防ぐ。
モデルコースは、HAPが運営する新千歳、稚内、釧路、函館、旭川、帯広、女満別のいずれかを起点・終点とする。本道を初めて訪れる場合でも困らないよう、目的地までの移動手段や移動時間を掲載している。
旅行前、旅行中、旅行後に分けて活用できる。旅行前は北海道に行ってみたいと思わせる魅力を発信し、旅行中は公共交通機関の情報を提供。旅行後はサイトを使いながら思い出を振り返るといった使い方が可能だ。
同社の担当者は「ストレスを感じずに旅行してファンになってもらい、また訪れてほしい」と利用を呼び掛けている。
(北海道建設新聞2021年8月23日付2面より)
関連サイト
GATE TO HOKKAIDO(外部リンク)