10月1日から募集

キウス周堤墓群の魅力が伝わる作品を求める
千歳市は、キウス周堤墓群の世界文化遺産登録を記念したフォトコンテストを開く。10月1日から11月30日まで応募を受け付け、2022年1月に入賞作品を発表する。キウス現地部門、身近なキウス部門、アンダー20部門の3つで、アンダー20は11月30日時点で19歳以下が参加対象。7月の世界遺産登録を受け初めて開催するコンテストで、誰でも応募できる。
中央2777ほかにあるキウス周堤墓群は、縄文時代に造られた北海道固有の集団墓。函館市や伊達市、洞爺湖町の遺跡などと合わせ、世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成する。
キウス現地部門は、出土品を除く周堤墓群の魅力を伝える写真が対象。身近なキウス部門では、周堤墓群や周堤墓に見えるものか、似ているものを求める。アンダー20部門はキウス現地部門と同様、出土品以外の写真を募る。いずれも7月1日以降に撮影した写真とする。
応募方法は、電子メール、CD―Rの郵送か持参、ツイッターのいずれかで、白黒、カラーは問わない。1人何点でも応募できる。
入賞はそれぞれ3作品。副賞として、キウス現地部門と身近なキウス部門は図書カード2000円分、アンダー20部門は図書カード1000円分を贈る。
作品は市のホームページや市埋蔵文化財センター公式ツイッターに掲載するほか、パネル展を計画している。
問い合わせ・申し込みは教育委員会埋蔵文化財センター、電話0123(24)4210まで。
(北海道建設新聞2021年9月14日付10面より)