札幌郊外に新店舗計画 スノーピークなどが新会社

2021年12月02日 08時30分

車で1時間圏内の国道・幹線道路沿い

物販やキャンプ場、魚釣りエリアなどからなる施設のイメージ

 キャンパーズアンドアングラーズ(札幌市東区北10条東1丁目1の11、山井太社長、CAA)は、札幌から車で1時間圏内の国道・幹線道路沿いにアウトドア用品販売やキャンプ場、魚釣りエリアを併設した店舗開設を計画している。土地の購入・賃貸、建物の新築か賃貸リノベーションかは検討中。2023年冬から24年春にオープン予定。中期計画では道内に複数店舗の展開を目指す。

 CAAは、スノーピーク(本社・新潟県三条市)やアイビック(同・札幌)、アイビック食品(同・札幌)、釣り用具製造販売のティムコ(同・東京)が共同出資して11月24日に設立。スノーピークの山井太会長が社長、アイビックの牧野良彦社長が副社長を務める。

 第1号店の候補地は複数あり、自治体との調整などを進めていて、「非常に広大な土地」(牧野副社長)だという。

 中期計画としては道内で3―5施設の展開を予定するとともに、長期的には全国展開を目指す。

 3種類の施設タイプを検討し、第1号店は中型物販店とキャンプ場、魚釣りエリアの併せた近郊型施設を予定。他には、大型物販店やアウトドア体験以外にレストランやサウナなどを併設する都市型総合施設、郊外立地で物販しない体験重視型施設を想定する。

 道内10店舗の釣り用具専門店などを運営するアイビックが中心窓口となり、地元情報の収集や土地の選定に当たる。

 山井社長は新会社の目標を「キャンプとフィッシングの融合」と言及した。

(北海道建設新聞2021年12月1日付2面より)


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