岩見沢市の新庁舎、地元業者で完成

2021年12月03日 12時00分

ICT活用し防災・災復拠点に

 2019年10月に着工した岩見沢市の新庁舎が地元建設業者の施工で完成した。平時は市行政の要、有事は防災・災害復旧の拠点として最新のICTを用いたネットワークを構築。12月25日に市民向けの内覧会を開く。22年1月4日から供用開始する。

 鳩が丘1丁目1の現庁舎に隣接して改築した[MAP↗]。規模はSRC一部S造、地下1地上4階、延べ1万720m²。コロナ禍を乗り越え、地元業者の技術力を結集して施工した。総事業費は87億円で、庁舎本体に61億6000万円を投じた。

 1階に窓口機能を集約し、2階に行政事務機能、3階に管理・防災機能をそれぞれ配置。議会関連諸室は4階に設けた。

 ライフラインがストップしても7日間の自立稼働を可能とする非常用発電設備や給排水設備を設置。「スマート・デジタル自治体」を見据え、ICTを活用した窓口支援システムや市民向けの無料Wi―Fiなどを整備した。

 省エネ対策として、外断熱工法や高断熱ガラス、地中熱を活用した熱交換換気方式を採用。屋上には太陽光発電システムを搭載した。

災害時拠点としての機能も有する新庁舎

 JR岩見沢駅舎や市内公共施設とのデザイン、配色の一体性を考慮し、れんがの外装材を採用。来庁者用出入り口からバス停留所までは、雨や雪に当たらないように屋根付き歩道(カバードウォーク)を設けた。

 新庁舎建設関連では今後、現本庁舎などの解体、公用車車庫・倉庫新築、外構2―4工区の施工を予定。全体の竣工は23年12月末を予定する。

工事メモ

◇基本計画▽ドーコン
◇基本・実施設計▽久米設計

◇庁舎改築▽主体1工区=松浦建設・日東建設・山本建業JV▽同2工区=勝井建設工業・三光建設・柏崎建設JV▽受変電設備=南部電設工業・中村電気JV▽強電設備=創電・吉成備電JV▽弱電設備=千葉電気工事・松井電設JV▽空調設備=日管建設・サークル暖房JV▽冷暖房設備=共進工業・北海管工・くりねんJV▽給排水衛生設備=道央興産・瓜生設備工業JV

◇用地確定測量▽本山測量設計

◇現庁舎周辺駐車場整備▽北龍建設
◇仮設駐車場等整備▽ハイテコス
◇敷地造成▽道央技鉄
◇外構▽1工区=及川産業・北立JV

◇現庁舎解体実施設計▽ドーコン
◇解体▽現本庁舎=松浦建設

(北海道建設新聞2021年12月2日付8面より)


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