支笏湖野営場改修に曳家工法 既存施設を有効活用

2021年12月08日 13時00分

 環境省北海道地方環境事務所支笏洞爺国立公園管理事務所は6日、千歳市モラップで進めている支笏湖野営場改修に伴う曳家の様子を報道機関に公開した。キャンプセンターを新たに管理棟として使用するための改修。施設の機能向上だけではなく、既存施設を有効活用することで省資源化を推進する。2022年4月下旬の供用開始を見込む。

 各種施設の長寿命化・機能強化や利用環境向上が目的。その一環として、1997年建設のキャンプセンター(W造、平屋一部2階、延べ238m²)を改修し、キャンプ利用の受け付けやトイレなどを備える管理棟として活用する。

曳家工法を取り入れたキャンプセンター改修

  現地改修も可能だったが、受け付け機能を持たせるほか車両動線を踏まえ、曳家工法を採用し、建物をキャンプ場入り口側に移動することにした。

 建物は総重量約70㌧で、移動距離は約120m。手動ウインチの1ストロークで動く距離は3cmという。11月19日に角度を調整した後、24日の24mを皮切りに、26日21m、29日11m、30日6m、12月2日12mと移動を続け、この日は9mを計画。指定の位置に設置後、内部の改修に入る予定だ。

 設計はチカラ総合設計で、菱中建設が施工。曳家は後藤曳家工業所が担っている。請負額は1億7270万円。10月6日に着工し、完成は22年3月25日となっている。

(北海道建設新聞2021年12月7日付10面より)

 


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