「e―kensinマップ」が地域貢献賞
国土地理院は7、8日の両日、地理空間情報の利活用策を紹介する「Geoアクティビティコンテスト2021」を東京都内で開き、審査で高評価を得た8者を表彰した。北海道建設新聞社が発表した「建設ニュースを地図で発信e―kensinマップ」は地域貢献賞に選ばれた。
活用に関するアイデアやサービスなど、公募で選出した16者が出展した。有識者らで構成する審査委員会が独創性、実用性、プレゼン内容などを評価し、優秀作品を表彰した。
当社の受賞作品は、建設ニュースをウェブ地図上に展開し、地図で読む新メディアを提案する内容。
このほか、最優秀賞のトムソン・ロバート氏、地理教育賞のハッピーアロー(本社・札幌)など北海道勢の活躍が目立った。
各賞の受賞者は次の通り。(カッコ内は出展者)
◇最優秀賞▽UTMグリッド入りの英語表記登山地図(任意団体HokkaidoWilds.org代表トムソン・ロバート)
◇奨励賞▽古地図アプリMaplat、その後の進化(Code for History大塚恒平)▽はなもく散歩 樹木と電子地図が融合した自然学習アプリの開発(株式会社トンボロ、NPO法人リトカル)
◇部門賞▽地域貢献賞=建設ニュースを地図で発信「e-kensinマップ」(北海道建設新聞社)▽電子国土賞=ベクトルタイル技術を活用した雨量空間分布及び流域雨量レベル表示(河川情報センター河川情報研究所代表銭潮潮)
▽防災減災賞=防災アプリ「SHS災害.infoAR+」(宮崎県立佐土原高校)▽測量新技術賞=被災状況を克明に記録する「ピピっとカメラ」の構築(日本大学経済学部田中圭)▽地理教育賞=VRナゾトキ地形~スマホで簡単!360度立体地形を楽しもう~(ハッピーアロー森順子)
(北海道建設新聞2021年12月9日付1面より)
関連ページ(出展者一覧)
G空間EXPO2021 Geoアクティビティコンテスト(外部サイト)