韓国財閥のハンファグループは、倶知安町ひらふ地区に新築する大型コンドミニアムホテル「マティエ・ニセコ」を主体、設備一括で大成建設に決めた。15日にも着工し、2023年9月末の完成を目指す。
13日、進捗管理を担当するエイチプロパティーズ特定目的会社などがグラン・ヒラフマウンテンセンターで工事説明会を開いた。
RC一部SRC造、地下2地上7階、延べ2万781m²の規模。客室120室で、レストランやカフェなど飲食店が入るほか、地下2階に駐車場を整備する。ニセコグラン・ヒラフスキー場に隣接するため、スキーインアウトが可能だ。設計は日建設計が担当した。
建設地は倶知安町山田204の19の敷地6440m²で、ひらふ第1駐車場に近い。
23年冬の開業を予定している。
エイチプロパティーズ特定目的会社の佐藤達矢アセットマネージャーによると、敷地内にスキー客用のリフトを設置する計画もあり、今後許認可の取得を目指すという。
(北海道建設新聞2021年4月14日付2面より)