Tokyo技能五輪・アビリンピック2021に出場する本道代表選手が16日、道庁本庁舎を訪れ、土屋俊亮副知事に全力を尽くして上位入賞を果たすことを誓った。
第59回技能五輪全国大会と第41回全国障害者技能競技大会(アビリンピック)を合同開催するもの。東京ビッグサイトなどを会場に17―20日に開かれ、技能五輪の42職種1028人、アビリンピックの25種目374人が日頃磨いた腕を競い合う。
技能五輪には本道から家具が5人、建築大工が3人、配管と建具が各2人、造園と洋裁が各1人の計6職種14人が参加。アビリンピックにはビルクリーニングや喫茶サービスなど11人が挑む。
このうち代表選手4人と関係者が来庁。造園職種で出場する岩見沢農高の辻志明さんは「初めての出場だが、良い成果が出せるよう頑張りたい」と意気込みを述べた。
土屋副知事は「経験と技能を十分に発揮し、全国から集まる仲間、ライバルと切磋琢磨(せっさたくま)しながら、一回り大きくなって戻ってきてほしい」とエールを送った。
(北海道建設新聞2021年12月17日付1面より)