起業家甲子園で岩見沢農高が最優秀賞 全国大会へ

2021年12月24日 15時00分

測量データを農業に活用

全国大会の出場が決まった
岩農高農業土木工学科開発土木専攻班の生徒と堀毛教諭(左)

 土木と農業をつなげる産業間連携のビジネスモデルで全国大会出場へ―。学生たちがICTを活用したビジネスプランを競い合う「北海道起業家甲子園2021」(北海道総合通信局など主催)で、岩見沢農高のチームが最優秀賞に輝いた。土木工事で得た3次元測量データを農業に活用するアイデアで、空知建設業協会と連携するICT連携授業の研究を基に、ビジネスモデルを構築した。2022年3月8日に東京で開催される全国大会に出場する。

 道内の大学や専門学校など9チームが出場した全道大会は4日、オンライン形式で開催。唯一の高校参加となった岩農高は、農業土木工学科開発土木専攻班の2年生8人が挑戦した。

 ICT連携授業では、区画整備などで得られた土木の測量データを活用し、トラクターの自動走行や農業用ドローンの自動飛行を検証。建設業、農業機械メーカー、農業後継者などへのインタビューから、測量データの農業への横展開の有用性を確認し、ビジネスモデルを構築して提案した。

 ソフトやアプリを通じ土木データを農業への2次利用を図るもので、審査員からは「単にアイデアだけでなく、検証・実装している点が良かった」と高く評価された。

 ビジネスモデル構築の中心的役割を担った山田悠斗さんは「農業の担い手が減る中、農作業の効率化や労働力のサポートとなる仕組みをわくわくしながら考えた」と話す。

 生徒たちは全国大会に向け、発表内容にさらに磨きをかける予定。担当の堀毛憲太郎教諭は「生徒たちの自由な発想を尊重しながらアドバイスしたい」と期待を寄せている。(岩見沢)

(北海道建設新聞2021年12月23日付8面より)


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