プロポで選考 23―24年度の着工目指す
道建設部建築局は12月28日、公募型プロポーザル方式で選考した名寄高増築その他基本・実施設計の受託者をアトリエアクに特定したと公表した。
同校の所在地は名寄市徳田204の1[MAP↗]。実習棟新築はRC造、2階、延べ2100m²程度、校舎棟改修は延べ800m²程度を想定。校舎棟は間仕切り改修や職員室拡張などを行う。このほか、校舎棟と実習棟を2階位置で連結する渡り廊下新築は80m²程度を見込んでいる。
委託期間は2022年12月まで。工事は23―24年度を予定していて、工事予算は電気・機械設備、外構を含めて約9億4000万円を試算している。
プロポーザルには5者が参加。技術提案では、基本テーマとして既存校舎の継続使用に配慮した整備の在り方、特定テーマでは実習棟の木質化と道有施設の脱炭素化に向けた効果的な省エネルギー手法の提案を求めた。
(北海道建設新聞2022年1月1日付16面より)
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