「OMO5(おもふぁいぶ)小樽」内覧会
星野リゾート(本社・長野県軽井沢町)は6日、小樽市色内1丁目に7日開業する都市観光ホテルブランド「OMO5(おもふぁいぶ)小樽」の内覧会を開いた。市指定歴史的建造物の旧小樽商工会議所を宿泊施設にリノベーション。日帰り観光客が多い小樽への宿泊を促し、歴史や文化、食の新たな一面を発見してもらう狙いだ。
WBFホテル&リゾーツ(当時)が新築したホテルを星野リゾートのブランドとしてオープン。渡り廊下でつなぐ2棟構成で、新築の北館がRC造、7階、延べ3150m²、市指定歴史的建造物の旧小樽商工会議所をリノベーションした南館がRC造、3階、延べ1300m²の規模となっている。北館78室、南館14室の全92室で、大浴場とサウナを備える。
「ソーラン、目覚めの港町」がコンセプト。南館は旧小樽商工会議所で使われていた階段を残し、棚や消火栓、鍵などは装飾に活用している。三浦水産(本社・小樽)協力の下、骨まで食べられるニシンを使ったパエリアなどを夕食で提供するほか、鱗友朝市で海鮮丼を食べるツアーなどを用意する。
宿泊料は1人8000円(2人1室利用時、税込み、食事別)から。