二本松橋の上部架設を近く公告 クチョロ原野塘路線災復

2022年01月24日 16時45分

概算工事費2.4億円

 釧路建管は、クチョロ原野塘路線災害復旧で架け換える二本松橋の上部架設を近く制限付き一般競争の簡易型総合評価方式で公告し、3月中旬に入札する見通しだ。概算工事費は2億4000万円。2022年度の供用開始を目指す。

 標茶町内の釧路川に架かる二本松橋は橋長55.9m、幅員5.5mの2径間単純合成鋼板桁橋。RC床版、橋脚1基とケーソン基礎の壁式橋脚2基で構成し、1960年に供用を開始した。20年3月の豪雨で橋脚が被災したため、同建管は通行を規制し、復旧に取り組んでいる。

 新橋は、橋長60.5m、幅員5.5mの単純非合成箱桁で、RC床板、杭基礎の逆T式橋台2基を設ける。防災の観点から、橋脚のない構造を採った。

 現橋の橋台撤去と新橋の橋台設置を2工区に分けて発注し、1工区は白崎建設・三和工業共同体、2工区を辻谷建設が施工している。

 上部の工期には12カ月をみる。23年度に旧橋を撤去し、一連の事業を終える計画だ。


関連キーワード: 北海道庁 橋梁 災害・防災 釧路

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